スルーバンは部品の手配に入った。メタルは綺麗なので再使用。ウオーターポンプ・テンショナー・タイベルはもちろん交換だ。ピストンやシリンダーも綺麗なので軽くホーニングして終了。ちなみにホーニングしての削り量は5/1000mm程度だ。オイルの保持のためのペーパー目がつけば目的は達成する。ブロック&ヘッドは修正面研。ピストンリングは新品があったので交換した。オイルポンプは高いので洗浄して再使用しよう。(高いと言っても16800円程度だが)・・これが後で大変な事に・・・
問題はヘッドガスケット・・どうせならメタルにしたい・・が・・ない。F6AやF5Aのシングルカム用はあるのだが・・そんなある日、ネットでついに発見した!!F5A用ツインカム用メタルヘッドGK 厚さ1.4mm!!速注文!!(これも後で地獄を見る)
ラッシュアジャスターも年式が年式のため交換したら良いのだが・・バカのような値上がりで1個6000円(税抜き)になっていた!!中古を使おう。(これも問題が・・)水穴、オイルの汚れ(ヘドロ)を徹底的に洗浄して後は組むだけだ。 |
エンジンルームはドロドロ状態で塗装する事も考えたが・・洗浄しよう。最近、思うところがあったからだ。
ボディのフルレストアも若い時から行って来たがここ4、5年は旧車の板金塗装には直接携わっていない。それには思う所があるからだ。
・塗装を総剥離していじり倒したらまず何年かたてば余計に錆びる。
・現代のウレタンで塗装したらテカテカに綺麗になるのは良いだろうが散髪したてのようで妙に落ち着かない。旧車のナンバーが当時のナンバーじゃないと乗らないと言う方の気持ちが年を取ってわかるようになった。4年前はミラーフィニッシュ(鏡面仕上げ)にした車両をみたら気分が悪くなる所まで症状が悪化していた。最近はかなり復活して症状が緩和された。これもひさちゃんのおかげか?なんせ5分後に死ぬかもしれないのでそんな事小さい事だ。
・ついでに鉄板を叩いたり絞ったりするのも極力やらないようにしている。今は図面を引いてCPU制御のプレスで箱を作る。案外安いのだ!!曲線がからんで来るとさすがに金型を製作しなくてはいけないがフレームの一部やサイドステップ等はこれが良いだろう。SAでも行っているのでこれも後々、アップします。
そんな理由でエンジンルームは洗剤+水で洗い、その後、パーツクリーナーで洗浄。塗装する事を考えれば費用も安くすむし塗装したように綺麗になった。パーツクルーナーは特売品を10本使った。サビが出ていた所は筆塗りをした。良い感じだ。 |
問題はフロアの下のフレームが左右共かなり腐っている。ドライバーで突っついてみると大穴が・・・良くある事だ。ひさちゃんに相談すると「車検さえ通れば良いのでコーキングでも流し込んでおいて」と言うが・・・一応ここは溶接しておこう。解体から防錆合板のボンネットを取って来て切り張りしておこう。どうせならフェラーリやポルシェといった高級外車のボディパネルがないかと探したがさすがにないのでビビオで我慢しておこう。サビた所をエアーソーで切り取りつき合わせて溶接しておいた。ボンネット裏の骨組みが丁度良い形状なのだ。その上からコーキングを塗って終了。
サビはさけようがない病気のようなものだ。完全に根絶するのは不可能だ。神経質になるのではなくうまく付き合っていくしかない。仮にサンドブラストでそのあたりを剥離した場合、パネル同士のスポット合わせ面にもかなら砂が残る。また、磨いた鉄板は一見綺麗に見えるがどんどん酸化が進んでいる。あまり神経質にならない方が良いだろう。
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この辺りでひさちゃんが問答をしかけて来た。スルーバンのフロントはサスカットでかなりローダウンされているのだが「後、5センチ上げれんろうか?」と仕掛けて来た。「車高調にしないと無理やろうねー」と言いつつこちらをチラチラ見ている。完全な宣戦布告だ。私に仕掛けるにはまだ20年はやいぞ・・・「5cmと言わずに8cmあげよう。それで前後水平になるきい」「車高調にせずに」そしてとどめをさしてあげた「ショックは何かの純正を使おう」 ひさちゃんは尊敬の眼差しと疑惑が入り混じったマナコで見ている。私には勝算があった。
後日、解体屋へ行き何台か見ているとストラット下のピッチが同じ物を見つけた。マツダのライトバンだ。その上、ショックも10cm位長い。ショックは非分解式なのでそのサラを少し切断してパイプを溶接それにスルーバンについていたストラットから切り取ったサラを溶接して車高を上げる事に成功!!後で走って見ると乗り心地は最高!!通勤等に使うにはベストだ。しかし!!カッコウがかなり悪くなった。その上、純正よりかなり上がったのでドライブシャフトの角度がかなりきつく時々、わずかに音がするような気がする・・・「気にいらんかったらサス適当に切りや」で終わりである。ひさちゃんはかなり喜んでいるので良しとしよう。
いよいよエンジン組みつけである。 |