| 第13回 バブル時代 サーキット編 最終章 |
レースはスプリントレースと耐久レースの2本立てで改造によってクラス分けされスプリントは10週、耐久は1時間で2人一組だ。まずスプリントはA’が出場した。スタートラインにフィアットを並べた。他にBMWやゴルフ、ミニ、国産ではハコスカや510ブル、ベレット他、ストリートクラスだ。レースクイーンが日傘をもって直射日光を防いでくれる。レースクイーンはバブル独特のワンレグで美人揃いだ。日傘ではなくビーチパラソルだと認識するのにはそれから3年の月日を要した。スタート合図と共に車両まで走って行き車に飛び乗って一斉に走り出す。サーキットに爆音が鳴り響く。圧巻である。現在のようにドリフトと言う言葉がない時代だが勝手にドリフトして行く。私達のメインは耐久なのでA’は無難に走行した。30台中20位の成績だった。上出来だ。家族連れで遊園地感覚で来ている家族もいると言うのんきなクラスだ。
耐久が始まるまで改造クラス、スーパーカークラスのレースを観戦した。改造クラスはスリックで圧巻はハコスカとポルシェのバトル。ガードレールぎりぎりでドリフトして行くド迫力!!ハコスカの勝利で終わった。ハコスカは前回登場したアンディの会社の車両だ。元グループA車両のゴルフGTi-Rを駆るダチヒロシも部門で優勝した。アンディもダチヒロシもなかなかやるな。なぜか私は上から目線だ。
スーパーカークラスはフェラーリやカウンタック、ミウラ、コブラも攻め込む。コブラがクラッシュして大破!!レッカーに引っ張れて来るコブラの上でおじさんがテレ笑いしている。まさにバブルだ。
いよいよ耐久レースが始まった。A’が先発した。後方からのスタートだったが徐々に抜いて行く。しかし中山の登り坂は1500ccの排気量ではきついものがある。最終ストレートでついにBMW ATのおばちゃんを抜いた。よくよく見るとおばちゃんはクーラーを効かせて走っているようだ。。。20分が経過したので指定の交代場所で私もヘルメットをかぶってスタンバイした。それから2、3分後、悲劇が起こった。
登りで無理に追い抜こうとしたフィットのマフラーから白煙が・・・10000rpm近く引っ張ったようだ。一気にペースダウンして私の前に・・・A’「がんばって!!」・・・
アホー・・・一応、交代したが30km位しか出ない・・・一応、1週した。レースを楽しむためブロックもしたが・・・BMWのおばちゃんにも抜かれた。。。。
今回、かなりの金額がかかった。もちろん借金だ。しかし時代はバブル!!何カ月かたてばカード会社から電話がかかってうぐいす嬢が美声で「カードの枠が増えました。増額のお手続きを行っても良いでしょうか?」と奏でるのであった。
そういえば明日は都会でエアロ販売で大儲けしている知り合いのおじさんに飲みに誘われていた。楽しみだな・・・
バブル万歳である。
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